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私たちは徳島県鳴門市大麻町でれんこんを栽培しています。粘土質の畑で育ったれんこんは甘みがあり、部位や調理次第でシャキシャキにもホクホクにもなります。
一本一本鍬で掘るためたくさんの量は出荷できませんが、新鮮なれんこんをお届けします。

私たちがれんこんを栽培している場所は、古くから陶器や瓦の原料となった粘土質の土壌が広がっています。戦後、米作 から転換する農家が増え、関⻄市場で高評価のれんこんの産地となりました。今も吉野川が運ん だ肥沃な土壌でれんこんが栽培され、1本1本鍬で丁寧に収穫しています。
最近ではコウノトリが飛来し住み着き、 防鳥ネットを敷かない野生動物の共生の地として知られています。年間を通して水を蓄えた 圃場は、昆虫や小動物が生きる場所でもあるのです。

れんこんの収穫といえば、人が腰上まで水に浸かって水圧 をかける水堀りを想像する人が多いかもしれません。私たちのれんこん畑は粘土質のため、収穫時は圃場の水を抜き、 ユンボで上土を捲った後、鍬を使って1本1本れ んこんを収穫しています。

れんこんは秋冬が旬。土の中で分けつして成長するため、節ごとに大きさや食感、味わいが違います。

◎れんこんは栄養たっぷり
ムチン(粘膜をバリアする)、ビタミン C(老化防止・美肌に有効)、食物繊維(腸 内環境を整える)、カリウム(高血圧予防)、タンニン(抗酸化作用、止血作用)などを含んでいます。

◎上手な保存方法
乾燥しないように湿らせたキッチンペーパーで包んで冷蔵庫に入れると、2〜3週間は保存できます。